1984年製のアルピナB6 2.8は、E30 BMWをベースに、特別仕様の内装と外装を備えております。オークションサイトのBring a Trailerに出品されているこの車は、特徴的な20本スポークのホイールがその存在感を引き立てています。アルピナの魅力の一部はその希少性にあります。このモデルは、わずか259台製造された中の3台目であると言われています。
外装においては、アルピナのゴールドストライプがメタリックグレーのボディに映え、前後のスポイラーが新しく装着されています。内装には、アルピナストライプ入りのレカロスポーツシート、4本スポークのモモハンドル、アルピナのメーターとシフトノブが備わっています。
B6の2.8リッターエンジンは、マーレ製ピストンや改造された燃焼室、カムシャフトと排気系の調整など、様々な改良が施されています。210馬力を後輪に送り込み、リミテッドスリップデフによって制御されます。また、H&R製のローダウンスプリングとBilsteinダンパーにより、足回りも一新されています。その結果、E30 M3を超えるパワーと、より洗練された走行フィールを提供します。
この車両は、サスペンションからブレーキ、さらには燃料タンクの交換まで、多くのメンテナンスが施されています。約8か月にわたるオーバーホールの様子は、動画でご確認いただけます。
アメリカでは非常に希少なアルピナを手に入れる絶好の機会です。オークションは12月11日に終了いたします。
要約: 1984年製のアルピナB6 2.8は、特別なチューニングとカスタム要素が詰まった希少なモデルです。Bring a Trailerでのオークションをぜひお楽しみください。