テスラ、新型サイバートラックRWDロングレンジ発表:その実情とは?

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テスラ、新型サイバートラックRWDロングレンジ発表:その実情とは? - 画像はイメージ目的のみです
2025/04/11motortrend
テスラは新たにリア駆動のサイバートラックロングレンジを発表しました。このモデルは最大362マイルの航続距離を持ち、価格は72,235ドルという競争力のある設定となっています。今回は、その主な特徴と実際の価値について考察してみましょう。

コスト削減の裏にある犠牲

パフォーマンスの低下

ロングレンジモデルではフロントモーターを省略し、全輪駆動を失っているため、0–60mphの加速は6.2秒とやや遅めです。運動性能を重視される方には物足りなく感じるかもしれません。

節約による装備不足

このモデルでは、多くの装備を削減してコストを抑えています。主な抜粋としては、アダプティブエアサスペンションの代わりにコイルスプリングが採用され、地上高も低くなっています。また、標準装備のソフトトノーカバーは自己インストールが必要です。

機能の低下

- トーイング能力の制限: 最大牽引能力が7,500ポンドに減少。
- 荷重能力の制限: 荷重能力が最大2,006ポンドに減少。
- ベッド装備の削減: 電源アウトレットやプレミアム照明が装備されていません。

内部装備のダウングレード

- シートとインテリア: 布製シートを採用し、前席のみがヒーター付きです。
- エンターテインメント: 音響システムが15スピーカーから7スピーカーに削減されています。
- その他機能: HEPAフィルタとキャビンアウトレットが装備されていません。

将来の価格について

サイバートラックの価格は今後も大幅に下がる可能性が低く、さらなる価格削減には現実的な限界があります。短期的な割引があるかもしれませんが、大幅な価格ダウンは期待薄でしょう。

  

要約

テスラの新型サイバートラックRWDロングレンジは、価格の引き下げを実現しつつ、パフォーマンスや装備が削減された車両です。しかし、これ以上の価格削減の余地は限られており、装備や機能の多くが欠けているのが実情です。

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