スペインの新興自動車メーカー、バルタサールが手掛ける「リボルト R」は、わずか800kgの軽量トラックカーとして再び注目を集めています。2021年に発表された「リボルト」がベースとなっていますが、リボルト Rは特別なサーキット専用仕様です。公式発表は2026年を予定していますが、既に多くの期待が集まっています。
リボルト Rの魅力は、何といってもその大胆なエアロダイナミクスです。巨大なアクティブリアウイングや特製のフロントエンド、新設計のサイドスカート、大型ディフューザーなどを搭載しています。また、FIA準拠のスチールフレームシャーシに、フルカーボンファイバーのボディーパネルが採用されています。
車内にはカーボン製のレーシングシート、マグネシウムホイール、プッシュロッドサスペンションが装備されています。これらの素材はカーボン、ケブラー、航空機用アルミニウムという、軽量化を極限まで追求した選択です。
バルタサールはパワートレインの詳細を明かしていませんが、標準車は500bhpと738lb ftのトルクを発揮するツインモーターの後輪駆動が予定されています。充電については、5分で80%まで回復可能とのことですので、サーキットでの充電ストップも心配無用です。
リボルト Rの価格はまだ正式には発表されていませんが、おおよそ45万ユーロとなる見込みです。競合する高性能カーと比較すると、やや高額といえるかもしれません。
要約: 「バルタサール リボルト R」は、スペイン発の軽量トラックカー。800kgの重量と大胆なエアロ設計で、サーキットでの性能を追求しています。価格は約45万ユーロの予定です。