フォードは、フォード・エクスペディションとリンカーン・ナビゲーターの前ブレーキラインに関する問題で、25万台以上をリコールいたします。最終組み立て工程における不具合により、エンジンの組み込み時にブレーキラインが曲がり、エンジンのエアクリーナーアウトレットパイプと接触する恐れがございます。これにより、ブレーキラインからの液漏れが発生し、ブレーキ性能が大きく低下する可能性がございます。
影響を受けたモデルをお持ちで運転されている方は、ブレーキペダルの動きが増えていると感じた場合、ご注意ください。ブレーキの警告灯が点灯した際には、速やかに対応が必要です。液漏れを放置しますと、ブレーキマスターシリンダーの液が空になり、重大な影響を及ぼすことがございます。
オーナーの皆様には5月末に通知が送られ、販売店での検査が案内される予定です。不具合が確認された場合には、必要に応じて不良部品の交換が行われます。リコール通知前に自己負担で修理された場合には、補償を受けられる可能性がございます。
これまでにエクスペディションとナビゲーターは、火災リスクで3年前に39,000台のリコールが行われ、少なくとも16件の火災報告と1件の負傷事故がございました。
最新の自動車ニュースをお受け取りになりたい方は、ぜひニュースレターにご登録ください。
フォードは、25万台以上のエクスペディションとナビゲーターをブレーキラインの問題でリコールします。影響を受けた車両のオーナーは、早急に販売店での検査と必要な修理を受けることをお勧めいたします。過去のリコールでも安全性が求められており、迅速な対応が重要です。