皆さま、ロールス・ロイス シルバーシャドウが、400馬力の電気自動車(EV)に生まれ変わるのをご存知でしょうか。イギリス国内の専門業者であるEviceが手掛けるこのプロジェクトは、近代的なパワートレインを搭載した初のプロトタイプ「XP1」として、その開発が進行中です。
Eviceでは、800ボルトのアーキテクチャを採用しており、デュアルモーターと77kWhのバッテリーを搭載しました。この革新的な技術により、200マイルの航続距離と400馬力が実現され、0-100km/hの加速性能も大幅に向上する予定です。
XP1にはアクティブサスペンションと高性能ブレーキが装備され、皆さまに静かな走行体験をお届けします。内装には、電動調整可能なヒーター付きシートや新しい空調システム、そして先進のオーディオおよびインフォテインメントシステムが搭載されており、スマートフォン接続やバックカメラも快適にご利用いただけます。
Eviceは、シルバーシャドウのオープンモデル「コーニッシュ」にも取り組んでおり、こちらもテスト段階にあります。具体的な価格情報は未発表ですが、XP1の生産は2025年第1四半期に開始される予定で、2026年春には初回出荷が予定されています。
要約: ロールス・ロイス シルバーシャドウがEviceの手によって電動化され、400馬力のEVとして生まれ変わりました。現代的な快適性と静音性を備えたこの新たな姿は、クラシックカーに新たな可能性を与えています。