車内の装飾に挑戦:魅惑のウッドトリムたち

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車内の装飾に挑戦:魅惑のウッドトリムたち - 画像はイメージ目的のみです
2025/01/31topgear
車内のウッドトリムは、豪華さを演出する一方で、時には異様な雰囲気を醸し出すこともあるのを皆様はご存知でしょうか。ここでは、少し変わったウッドトリムを採用した車種をご紹介いたします。

ビュイック・ロードマスター 1990年代

1953年のビュイック・ロードマスターは、実際の木製ボディを持つ最後のアメリカ製ワゴンでした。しかし、1990年代に復活したロードマスターは、サイドパネルに偽の木材を使用し、強力なV8エンジンを搭載していました。

ポルシェ 996型 911

1990年代末から2000年代初頭にかけてのポルシェ911では、不釣り合いなウッドトリムをオプションで選ぶことができました。この豪華なデザインはセダンには適していましたが、スポーツカーにはややミスマッチと感じさせるものでした。

BMW E90 3シリーズ

2000年代中期に登場したE90 3シリーズでは、数多くのウッドトリムが選択可能でした。特に不評だったのはバーウォルナットで、ステアリングホイールの半分を覆うという選択肢もありました。

マイバッハ62

2000年代初頭のマイバッハ62のインテリアは、贅を尽くしたものでしたが、現在ではやや時代遅れとみなされています。ウッドトリムに加え、高級な革シートやリクライニング可能な後部座席が特徴的でした。

フォード フォーカス Ghia

フォードは1970年にカロッツェリア・ギアを買収し、長年にわたりその名を高級仕様に使用しました。その結果、フォーカスGhiaではやや派手なウッドトリムが特徴となり、特にダッシュボードは評判がよろしくなかったです。

クライスラー・ルバロン タウン&カントリー

ルバロンのコンバーチブル版は、美的感覚を試すようなものでした。ファイバーグラスとビニールのパネルを用いたこの車は、1983年から1986年の間にわずか1,105台しか販売されませんでした。

三菱 ウィート

三菱 ウィートはK11マイクラ(マーチ)をベースに、ジャガー・マーク2風に仕上げたモデルです。インテリアは基本的に同じですが、木製トリムとレザーで飾るオプションも用意されていました。

リンカーン ブラックウッド

フォードF-150を基にしたブラックウッドは、ベッドを囲むウッドパネルが特徴でした。5.4リットルV8を搭載していたものの、わずか1年で生産が終了となりました。

クライスラー PT クルーザー

2000年代初頭には、PTクルーザーが往年のタウン&カントリーを彷彿とさせる偽のウッドビニールパックを導入しました。約$800の「ウッディパッケージ」は、2002年から2004年まで提供されました。

  

要約

車内のウッドトリムは、豪華さを演出する一方で、それぞれのデザイン選択には細心の注意が求められます。時には、意図せず独特で異様なスタイルを生み出してしまうこともあるのです。

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