皆さんもご存じのように、日産とホンダの合併話が破談となりました。当初は対等な合併を目指していましたが、ホンダが日産を子会社化する提案をしたことが原因とされています。背景には日産の業績悪化があります。日産の第三四半期の業績は、売上高も利益も前年に比べて減少しており、2024年度の業績見通しも下方修正されています。最終的には800億円(約522百万ドル)の赤字が見込まれています。さらに、トランプ政権によるメキシコとカナダ製品への関税が、日産にさらなる打撃を与える可能性が指摘されています。
一方で、ホンダと日産は共同プロジェクトを続ける方針です。合併が成立しなかったものの、電動化の進展に対応するための協力関係は維持されます。ホンダとしては、EV市場での出遅れを挽回するために、日産の技術と経営資源を最大限に活かしたい考えです。
また、日産、ホンダ、三菱のCEOは、電動化やEV専業メーカーとの競争を背景に、三社合併の意義を再確認しました。新会社の計画は2026年8月の上場を目指し、ホンダが主導する形で進められる見込みです。
日産・ホンダの計画された合併は破談となりましたが、電動化に向けた協力関係は今後も続きます。市場環境の複雑さや競争の激化を背景に、日本の自動車業界の再編成が進行中です。皆様も今後の動向に注目してみてはいかがでしょうか。