Amazon、大規模EVトラック注文で新たなステージへ

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Amazon、大規模EVトラック注文で新たなステージへ - 画像はイメージ目的のみです
2025/01/16autoweek

メルセデス・ベンツから200台超の大型電動トラックを注文

Amazonは、メルセデス・ベンツの電動トラック「eActros 600」を200台以上注文いたしました。これにより、オンライン小売の巨人である同社は、EVトラックの導入を加速させ、2025年から英国とドイツでの運用を開始する予定です。

eActros 600の特長

- 航続距離: 最大310マイル(約500 km)
- バッテリー容量: 600 kWh超
- 充電インフラ: 主に自社インフラを利用予定
- 充電方式: 400 kWのCCSケーブルで可能であり、将来的にはメガワット充電にも対応予定です
- 利用可能性: 休憩と充電を挟みながら、日々621マイル(1,000 km)以上の運行が可能です

新しい充電コリドーの創設

これらのトラックはAmazonの物流ネットワークの中間輸送に使用され、荷物を仕分けセンターや配送ステーションへ移動させます。英国では2023年後半から140台以上、ドイツではさらに50台の運用が開始されます。トラックコリドーの開発が進行中で、海港都市と工業中心地を結ぶ充電ネットワークの構築が期待されています。

長期的なEVトラックの展望

メルセデス・ベンツによれば、これらの電動トラックは長距離輸送セグメントのディーゼルトラックの大多数を置き換える可能性を秘めています。しかし、ヨーロッパや他の地域での電動トラックの普及には、充電インフラストラクチャが重要な課題として立ちはだかっています。それでも、米国では小型の貨物バンや中型トラックが電動化され始めており、大型トラックの導入も間近です。

要約

Amazonはメルセデス・ベンツからeActros 600を大規模導入し、電動トラックの普及に新たな一歩を踏み出しました。これにより、物流業界に革命をもたらす可能性があり、電動トラックの導入が加速していくことでしょう。

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