- 名称: Lingyuan(霊風)
- 設置: 車の屋根に取り付ける30cm四方のボックス
- 機能: ドローンが車の動きを追尾し、安全に再着陸することが可能
このシステムは、単なるドローンの着陸台ではなく、高度な統合がなされています。走行速度は最大時速24km(15mph)で、リアルタイムで映像を車両のディスプレイに送信します。そのため、運転中でも快適に映像の撮影や共有が可能です。
- 対応機種:
- DJI Air 3S(素早い充電が可能)
- DJI Mavic 3(手動でバッテリー交換が必要)
両機種ともに最大35分間の飛行が可能で、30mph以上の速度での飛行が実現できます。
BYDは新型「Leopard 8 Drone Edition」を使って、このシステムを披露しましたが、他のモデルへの搭載も可能としています。CEOの王伝福氏は、「技術の民主化」を目指すと述べており、世界初の車両搭載型ドローンの量産を目指しています。
残念ながら、イギリスでの導入予定については未定ですが、今後の展開に注目です。
BYDとDJIが共同開発した車両搭載型ドローン「Lingyuan」をご紹介します。走行中にドローンを展開し、映像をリアルタイムで捉えることができる新技術が話題になっています。