新型車が旧型に負ける理由:加速性能の落とし穴

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新型車が旧型に負ける理由:加速性能の落とし穴 - 画像はイメージ目的のみです
2024/12/31caranddriver
皆さん、新しい車は常に進化し、より速くなると期待されがちですが、実はそうではない場合もあるのです。今回は、最近のテストで発見された、旧型よりも加速性能が劣る車種をご紹介します。

2025 インフィニティ QX60(1.3秒遅い)

2025年のインフィニティQX60は、前モデルよりも加速が遅くなっています。2023年モデルは0-60mphが6.2秒でしたが、新モデルでは7.5秒かかります。これは295馬力のV6エンジンから、268馬力の2.0Lターボエンジンにダウンサイジングしたことが主な原因です。

2025 ビュイック エンクレーブ(0.3秒遅い)

ビュイック エンクレーブの3代目モデルは、新しい2.5Lターボ4気筒エンジンにより馬力は増加しましたが、0-60mphの加速は6.8秒で、前モデルより0.3秒遅れています。車重の増加や駆動方式の違いが、遅さの理由です。

2025 インフィニティ QX80(0.2秒遅い)

2025年のインフィニティQX80は、馬力とトルクが増加したにも関わらず、重量も増加しており、その結果として0-60mphの加速が前モデルより0.2秒遅くなりました。

2025 ホンダ シビック スポーツセダン(0.1秒遅い)

シビックハイブリッドは確かに加速性能を向上させましたが、非ハイブリッドの2025年版は前モデルより0.1秒遅れています。効率性を重視した新エンジンと重量の増加が遅さの要因です。

2024 トヨタ タコマ TRDプロ(0.1秒遅い)

新型タコマTRDプロは新しいハイブリッドシステムを搭載していますが、重量の増加により、前モデルよりも0.1秒遅くなりました。

  

要約

新型車が必ずしも速くなるわけではないことをお伝えしました。ダウンサイジングされたエンジンや重量の増加は、加速性能に重大な影響を与えることがあります。そのため、新しいモデルが旧モデルより遅くなることもあるのです。皆さんも新しい車を選ぶ際には、スペックだけでなく全体的なパフォーマンスにも注目してみてください。

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