イタルデザインの「クインテッセンツァ」は、イタリアン2+2 GTとピックアップトラックが融合したコンセプトカーです。このモデルは将来的なクライアントに技術とデザインの可能性を提示するものであり、生産を目的としていません。
この車は3つの電動モーターと150.0-kWhのバッテリーパックを搭載し、合計で777馬力を発揮します。地上高は調整可能であり、オフロードにも対応しています。0-60 mphの加速は3秒未満です。
イタルデザインは1968年に創設され、斬新なデザインで自動車業界を常にリードしてきました。マセラティ・ブーメランやBMW M1など、象徴的なデザインを手掛けてきました。「クインテッセンツァ」は、この鋭いデザイン哲学をオフロード能力と組み合わせた異色のモデルです。
この車は再生可能な素材を使用し、インホイールモーターを採用しています。さらに、屋根は取り外し可能で、車内には冷蔵ミニバーが備わっています。後部シートは荷台方向に回転し、ミニバー付きのセンターコンソールが後部座席に移動します。
イタルデザインの米国本社はデトロイト地域にあり、新たな自動車メーカーやスタートアップとの連携を目指しています。2028年に60周年を迎える同社は、デザインと特別プロジェクトにおいて豊富な経験を示しています。
「クインテッセンツァ」は、イタルデザインの未来志向を体現するコンセプトカーであり、そのデザインや技術で今後の自動車業界に新たなインパクトを与えるでしょう。