皆様、メルセデスが新たなSクラスクーペ、特にメルセデス・マイバッハモデルを開発しているかもしれないというニュースが入ってまいりました。欧州連合知的財産庁（EUIPO）への商標出願がその可能性を示唆しています。
1. S63フロントバンパー搭載クーペ
1つ目の登録には、S63のフロントバンパーを装備したメルセデス・マイバッハSクラスクーペが含まれています。ホイールキャップにはマイバッハのロゴ、リアにはAMGのバッジが際立っております。
2. S680スプリットウィンドウクーペ
2つ目の登録には、スプリットデザインのリアウィンドウを特徴とするS680クーペが含まれています。
W223世代のSクラスが登場した際、メルセデスはクーペとカブリオレを廃止する方針を打ち出し、それを実行しました。しかしながら、新しい商標出願により、マイバッハとして再登場する期待が高まっています。
これらの商標はメルセデスによって直接登録されたものではないようですが、過去の実績を見ると、2021年にも同様の流れで限定生産モデルが誕生したことがあります。このため、メルセデスが高級モデルの「ミソス」シリーズとしての展開を視野に入れている可能性があります。
メルセデス-AMG PureSpeedは「ミソス」シリーズの最初のモデルとして、世界限定250台の高級車として発表されました。このような戦略は、同市場のライバルであるベントレーやロールス・ロイスへの対抗策と捉えられます。
メルセデスが新たなSクラスクーペ、特にメルセデス・マイバッハの可能性を示す商標をEUIPOに出願しているようです。この動きが高級シリーズ「ミソス」としての発展を意図しているのであれば、市場には大きな影響があるでしょう。
