ムニョズ社長が2025年モーター トレンド・パーソン・オブ・ザ・イヤーに選出

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ムニョズ社長が2025年モーター トレンド・パーソン・オブ・ザ・イヤーに選出 - 画像はイメージ目的のみです
2025/02/27motortrend
ヒュンダイ自動車社長のホセ・ムニョズ氏が、2025年のモーター トレンド・パーソン・オブ・ザ・イヤーに選ばれました。昨年は15位だったムニョズ氏ですが、ヒュンダイ、起亜、自動車ブランドであるジェネシスを率いる初の非韓国人として、その名を歴史に刻むこととなりました。

ムニョズ氏のキャリア

- スペイン出身でアメリカ国籍を持つ
- 核工学の博士号を取得
- 日産で15年間、経営戦略を担当

2019年にヒュンダイに参加し、北米およびグローバル業務の拡大を進めました。2025年1月1日からは社長兼CEOに就任し、全体のビジネスを指揮することになります。

ヒュンダイの成長とブランディング

1986年のアメリカ市場参入以来、ヒュンダイは小型車エクセルでのスタートを切りました。しかし、現在では品質や良好な価格設定で知られるブランドとして成長を遂げ、ジェネシスという高級ブランドもラインアップに加わりました。最近では、ジェネシスGV70が2022年のSUVオブザイヤーを受賞し、ヒュンダイIoniq 5も2023年に同賞を受賞しています。

売上の記録と未来の展望

- 北米の販売台数は2023年に801,200台、2024年には836,802台へと成長する見込みです。
- 2024年の全世界の販売台数は723万台を目指しています。

ヒュンダイは2030年までに21モデルの電気自動車(EV)を提供する計画であり、年間200万台のEV販売を目標としています。また、ハイブリッドモデルも倍増させる見通しです。

新たな挑戦

ムニョズ氏は、自動運転車や空飛ぶタクシーといった新たな移動手段にも注力しています。アマゾンでの販売など新しい販売方式を模索し続け、ブランドの地位を一層強化していく考えです。

まとめ

ホセ・ムニョズ氏の的確な指導のもと、ヒュンダイはグローバルな視点を持ちながら急成長を遂げています。これからの彼の業績にも目が離せません。

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