F1ファンに愛されるスパ・フランコルシャン・サーキットでのベルギーGPが、今後6年間のF1カレンダーに残ります。しかし、2028年と2030年には開催されません。この決定は、新しい合意に基づいてF1が他の会場を訪れるための措置です。
どのサーキットが選ばれるかはまだ明らかにされていませんが、バルセロナやイモラが今年で終了予定であり、2026年にはオランダGPも終了することから、新しい会場にとっては魅力的な機会となりそうです。
2024年シーズンはF1史上最長の24レースが予定されており、スパは1950年に始まったF1の初年度からカレンダーにありました。これまでに57回のグランプリを開催しており、モンツァ、モナコ、シルバーストンに次いで4番目に多く訪れたトラックです。
F1のステファノ・ドメニカリ社長は、「ベルギーGPは1950年の第1回選手権を形作ったレースの一つで、75周年を迎えるこの年にこの延長を発表できるのは感慨深い」と語り、スパの重要性を強調しました。
スパ・フランコルシャンでのベルギーGPは、F1カレンダーにおいて一時的に姿を消しますが、今後もその歴史的価値は色あせません。ファンやドライバーに愛されたこのサーキットが、新たな挑戦を迎えることになります。次にどこでF1が開催されるのか、注目が集まります。
