フォックスコンが日産を救う?ホンダとの合併失敗で見えてきた新たな道

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フォックスコンが日産を救う?ホンダとの合併失敗で見えてきた新たな道 - 画像はイメージ目的のみです
2025/02/21motortrend
日産とホンダの合併提案が崩れたことで、フォックスコンが再度日産との交渉を再開する可能性が高まっています。フォックスコンは、iPhone製造を手がける企業で、EVの契約組立商としての地位を確立するために日産との提携を模索しています。日本の情報筋によると、日産の取締役はホンダとの合併よりもフォックスコンとの提携を支持しているとのことです。

フォックスコンの狙い

- フォックスコンは、ルノーの36%の株式を取得する可能性があります。
- 同社のCEO、ヤング・リウ氏は「協力のために株式を取得することも考慮する」と述べています。

日産の危機

日産は深刻な状況にあります。2024年9月末までの6か月間に営業利益が90%減少し、無名の幹部は「生存はあと12~14か月」と警告しています。ホンダとの合併話が終わると、日産の株価は6.3%急落しました。

フォックスコンの強み

フォックスコンは、自社のEVモデルを既存の自動車メーカーに提供し、製造を請け負うというビジネスモデルで成功を収めています。2024年10月にはミニバンや小型バスの新モデルを発表し、自動車メーカーが自社ブランドで販売できる製品を提供する予定です。

課題残る日産

フォックスコンの資金力は大きな助けとなる可能性がありますが、日産の現在の経営陣はブランドの定義を明確にできていないとの指摘もあります。革新的なビジネスモデルがあっても、日産がどのように生き残るかが鍵となります。

  

まとめ


日産とホンダの合併失敗後、フォックスコンが日産を救う可能性が高まっています。フォックスコンは日産の資金不足に対抗するためのパートナーとして期待されており、そのビジネスモデルが注目されていますが、日産自身の経営戦略が重要なカギとなるでしょう。

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